TEL (03) 6804-9835 平日10:00-18:00 
MAIL 
info@wonds.co.jp

株式会社ワンズ

 

Branch strategy

出店戦略/自店に合った最適の出店候補地を策定する

■店舗数が少ない場合の売上推計
「えっ、有名チェーンの後追い出店?」


●今後どのような商圏立地に出店したら良いか

 

「マクドナルドのように詳細にエリア分析をして出店するチェーンが立地している場所だったら可能性が高いはず。」

「競合が出店する場所に出店すれば、相手も調査して出店しているはずだから大丈夫。」

 

一見、冗談のようですが、この発想をされる事業主さんは少なくありません。

 

「そ、それはあまりに安易でしょう!」

 

と思うのですが、出店数が少ない事業主さんには、他にいい手が見つからないということでもあるようです。そこで、店舗数が少ない場合の出店戦略の方法を紹介します。

 

「既存店は、2店舗程度しかないのですが、今後全国で、どういったところに出店したら売り上げが見込めるかわかりますか。」

 

という、今後出店拡大していく中で、出来るだけ業種業態の強みが活かせる出店商圏立地を選んでいきたいという要望です。



●都心でネイルサロンを出店する事例

 

具体例がわかりやすいと思いますので、都心にネイルサロンを出店する事例で説明します。

 

都心駅商圏は、商業人口、昼間人口など既に十分な来街者人口を持つことが一般的です。そのため、人口ピラミッドに代表される夜間人口などの調査に注力してもあまり意味がありません。集積相乗効果に着目し、対象業種の店舗数を基本とした適合性評価が効果的です。

 

ただ、コンセプトのマーケットニーズへの対応や他店と差別化出来るオリジナリティが大前提となります。

 

 

●銀座・城西エリアに店舗が集中

 

ネイルサロン店舗を、東京都心地図上にマッピングしてみました。

 

店舗分布マップ

 

その結果、銀座周辺の集積密度が高く高密度集積ゾーンとなっています。また、渋谷・表参道・原宿・青山のゾーンは、密度は銀座周辺と比較して高くはないものの広い集積ゾーンとなっていることがわかります。次いで、新宿駅周辺、池袋駅周辺と集積度が高くなっています。

 

銀座、城西エリアが都心出店には適すると推察されます。

 

 

●表参道、銀座周辺、渋谷、青山一丁目の店舗数が多い

 

駅1km圏ネイルサロン店舗数ランキング

 首都圏乗降者数上位200駅のネイルサロン店舗数ランキングは、

1.表参道

2.銀座

3.有楽町

4.東銀座

5.日比谷

の順で多くなっています。

 

銀座、有楽町エリアと表参道、渋谷、青山一丁目エリアが駅中心1km圏でネイルサロン60店舗以上と2大集積地となっています。

 

コンセプトのオリジナリティを持って集積エリアに出店することが成功の可能性を高めると思われます。

 

 

●都心での出店戦略方法は、潜在需要判断の郊外立地と異なる

 

 一般的に、郊外立地では、「商圏内世帯数×当該商品の家計調査消費支出」で潜在需要調査をしたり、1店舗あたりの支持人口で可能性分析したり出来ます。ただ、都心部では、なかなか有効な評価方法がありませんでした。

 

 そこで、手軽に幅広い業種の出店適合地が分析出来る方法として「決定木分析」を活用しました。決定木分析は、大量のデータから情報を抽出するデータマイニング手法です。

 

 

●決定木分析とは

 

 Y値(目的変数)に基づき、X値(説明変数)が近いデータ同士がつぎつぎにグループに分けられます。このグループ分けは、データ結果の適合度が高くなるようなX値を基準として行われます。基本的な考え方は同じ結果のデータは、できるだけ同じノード(個々の要素)に行くようにグループ分けすることです。

 

 分析結果は、樹形図(決定木)として表示されます。樹形図は、影響力の強い要素から順番に上から下へとデータが分割されて表現されます。この樹形図を読み込むことで、Y値(目的変数)に適したX値(説明変数)がわかります。

 

決定木分析

 

 

●買回り品業種店、ファッション店などとの出店相乗効果が高い

 

 駅商圏200サンプル対象に、決定木分析をしました。4分岐でR2乗値は、0.791となり、ネイルサロンの店舗数が多い駅商圏の特徴が明確になりました。もっとも店舗数が多いのは、買回り品店の店舗数が1,157店舗以上の駅商圏で、駅中心1km圏内のネイルサロン平均店舗数は68店舗です。この代表的駅商圏は、有楽町、銀座、東銀座、日比谷、新橋と銀座周辺に集中。次いで、表参道、渋谷などです。

 

 次に、店舗数が多い特徴は、買回り品店舗数が1,157店未満で、ファッション店の店舗数が302店舗以上、1人世帯数が3,256世帯以上の駅商圏。このグループの代表的駅商圏は、池袋、恵比寿、中目黒、原宿(神宮前)、新宿三丁目、自由が丘などです。

 

 逆に、ネイルサロンの店舗数が少ない駅商圏の特徴を決定木で把握。もっとも店舗数が少ないのは、買回り品店の店舗数が1,157店舗未満、ファッション店数302店未満、飲食店数589点未満の駅商圏。駅中心1km圏内の平均店舗数は4店舗。最上位ノードの平均68店舗の6%程度。この代表的駅商圏は、二子玉川、三軒茶屋、下北沢、新百合ヶ丘、武蔵小杉、東中野などです。

 

 

●ネイルサロンに向く立地は、買回り品店、ファッション店数が多い商業エリア

 

 ここまで見てきたように、駅商圏によって、17倍の差が存在します。ここに出店戦略を考える意味がある訳です。

 

出店に向く商圏特性まとめ

 

 

  当社は、首都圏乗降者数上位200駅における1km商圏の人口、商業、事業所などの基本データは、既にデータベース化しています。ここに、対象業種のデータを当て込めば、簡単に有望な出店候補地が選択できる訳です。

 

ネイルサロンを始め、フラワーショップ、フットサルコートなど、従来、出店戦略が検討し難かった業種も可能です。興味のある方は、ぜひご相談下さい。

 

決定木分析

出店に向く商圏特性まとめ

店舗分布マップ

駅1km圏ネイルサロン店舗数ランキング

決定木分析

出店に向く商圏特性まとめ

店舗分布マップ

駅1km圏ネイルサロン店舗数ランキング

決定木分析

出店に向く商圏特性まとめ

店舗分布マップ

駅1km圏ネイルサロン店舗数ランキング

決定木分析

出店に向く商圏特性まとめ